「学んだ英語を自分の英語に」

「今からでも出来るようになる?」「海外なんて旅行くらいで…」
お問い合わせを頂く際によく聞くフレーズです。確かに大人になってからだと経験のないものに消極的になりがちですよね。

英語に関して言えば、子供の頃から習っていた方が良いですし、長く海外で学ぶ機会があるのは素晴らしいことです。しかしながら、だからといって大人になってから始めたから出来ない、という訳ではないと思います。

かく言う私も英語をきちんと勉強し始めたのは18歳の時です。家族はみんな英語が苦手で「聞きたくもない!」というアレルギー体質(笑)海外長期留学の経験もありませんが、それでも今はアメリカ人の先生方と英語で会話が出来るまでに至りました。

私は大学時代に英語を専攻していたのですが、この時から大事にしているのは「真似をしてみる」ことです。ネイティブの先生や留学生の友人が使ったフレーズ、洋書の登場人物が話した台詞、好きな海外俳優のインタビュー…結構材料は多いものですよ。

今度は覚えた表現を会話の中で使ってみます。不安な時はその場で「今の表現変じゃなかった?」と聞いてしまっても良いと思います。カジュアルな場面ではこっちの方が良い、こういう言い方もある、等アドバイスをもらえることも多々あり、色々なことが学べました。

本やメディアから仕入れた表現を実際に使ってみるのには、きっと大人の方が勇気を必要とするでしょう。ですが思い切ってやってみたからこそ記憶にも残ります。そしてその積み重ねが自信に繋がっていきます。

中学校に上がるまでアルファベットも読めなかった私ですが、今年の年明けには一人海外旅行も出来るようになりました(詳しくは次回のKimikoブログで!笑)
皆さんも学んだ英語を積極的に使い、自分のモノにしてしまいましょう。

Kimiko

Good Actor

良い先生とは、良い役者であることだと私は思います。
もちろん、たくさんの要素の一つかもしれませんが、その中の大事な大事な要素だと思っています。
当校のジャック先生の授業をお受けになったことのある方なら、きっと私の言っている意味がお分かりではないでしょうか。

"Fake it till make it"
という言い回しが、英語にありますが、聞いたことがおありですか?
「現実になるまで、"振り"をしろ」
という意味です。つまり、「それが今の本当の自分でなくても、そのように振る舞っているうちに、それがホンモノになっていく」ということです。

いつかジャック先生がこうも言っていました。
「自分はこういう人間だから、こういう風でしかいられないんだ、っていう考えは、絶対に良くない」。

ではそれが、英語学習とどう関係してくるのか。

日本人にありがちな、「しゃべれないから話さない」「下手な英語だから恥ずかしい」。それは自分自身の能力を勝手に決めつけて、そこに自分を閉じ込めていることにならないでしょうか?
もし自分が「恥ずかしがりや」でも、「言語がもともと下手」だったとしても、自分自身にレッテルを貼りさえしなければ、そんな事実は本当は存在しないのかもしれません。

(偉そうに言って言っていますが、普段は私自身は、自分にレッテルを貼りがちな人間です。おおざっぱだから、人見知りだから、低血圧だから(笑)。なかなか自分ができないことに関しては、レッテルを貼って予防線を張ります。トライしないことの言い訳、やってみてできなかった時の自己防衛のため…器小さいなぁ)

話は戻りますが、つまり「自分は本当はできるんじゃないか」という思い込み、そして"振り"が、英語学習でも大切、と思うのです。

ジャック先生は、まず自分自身が「演じて」くれます。大胆なパフォーマンスで、日常から連れ出してくれます。それによって生徒さんも「英語を話せる自分」、「英語を使いこなす自分」をどんどん演じられるようになっていくのではないかと思っています。

いつか振り返ってみた時、あなたがクラスで「演じて」いたはずの自分は、「ホンモノ」の「英語を話せる自分」になっているかもしれません。

綾子

「double double」

12月からEnglish Now!のスタッフの一員になりました、Emiです。みなさん、あけましておめでとうございます!

1月のニュースレターを読んで頂いた方はご存知かと思いますが、私は以前、カナダのバンクーバーに7カ月間住んでいました。今日は初めてのBlogということで、そのとき私が体験したことを少しお話したいと思います。

みなさんは、「double double」と聞くと何をイメージしますか?これは、私のカナダ生活が始まって1、2週経った頃の話です。学校で友達になった韓国の友達とコーヒーの話をしていたとき、彼に、今度コーヒーを頼むときは、「double double」と頼むといいよ、とアドバイスをもらいました。リスニング力が乏しい私ではありましたが、どうやら彼は砂糖とミルクを入れたいときにそのように頼むのだと教えてくれていたようでした。普段コーヒーを頼むとき、私は「Can I get a small coffee, please ?」などと注文していました。すると、店員さんが「sugar and milk?」と尋ねてくれるので、自分から砂糖やミルクについての注文はしたことがありませんでした。なので、その言葉を使ってみたいと思う気持ちはあるものの、当時、私の中で「double double」というと、コーヒーのサイズを示すイメージがあり、もし「double double」と頼んでlargeサイズよりも大きいものがきたらどうしようとドキドキしてしまい、コーヒーショップに行ってもなかなかその言葉を使う勇気がありませんでした。
しかし、カナダで知り合った、ある日本人の女の子との出会いをきっかけに、「せっかくカナダにいるのだから、覚えたことは恥ずかしがらずに使ってみなくちゃ!!」 と思えるようになりました。

私はコーヒーショップに向かい、店員のお姉さんに向かって、「Can I get a small coffee double double, please?」と頼んでみたのです。店員さんから聞き換えされることもなく、そのまま料金を支払い、出された飲み物を受け取ると、うーん、サイズは確かにsmallサイズ・・・一口飲んでみると、普段飲んでいるコーヒーよりも甘くて、まろやかだったのです。そこで私は気付きました。「double double」の意味は砂糖2杯、ミルク2杯という意味だったのです!!このようにして、私は教えてもらった言葉を実際に使うことができ、その瞬間、英語に対して、私が持っていた壁を破ることができた気がしました。生徒のみなさんの中にも私と同じように自分の言ったことが間違っていたらどうしようと悩んでいる方もいると思いますが、English Now!に来て、覚えた言葉やフレーズを勇気をだして使ってみて下さい^^

今度は、私がカナダで知り合った日本人の女の子の話をしたい思います!


Emi