翻訳作業

毎月のニュースレター、皆さんお目を通して頂けているでしょうか?
ここ数ヶ月ジャックが大人版のエッセイを担当しているのですが、翻訳は私が行っています(もちろんマネージャーからの修正が多々入りますが)

英語で書かれたものを日本語にする作業はとても楽しいのですが、私はプロではないのでやはりとても難しくもあります。そのまま日本語に直訳すると何だか不自然になるし、かといって意訳すぎると書き手が伝えたかったことがどこかにいってしまうかも...

私はまず、英語で読んで意味と文章全体の雰囲気を掴むように心がけています。「今回はちょっと固い内容だな」とか、「ここは読み手に問いかけるようだな」とか。この辺で文末を「です、ます」にするか「だ、である」にするか何となく決めるんです。

2月のエッセイ"Tokyo University and Japan's future"を読んで私が感じたのは「あ、なんかニュースのコメントっぽい」なんて曖昧なことでした(笑)でもそこをベースにすると不思議とスムーズにいくんですよ。

もちろん進めていくと訳が難しい箇所もたくさん出てきます。そんな時はジャックを掴まえて「ここはどういう意味ですか?」「ここが分からないんです」と質問攻めにしてしまうんですが...一番難しいのは『何が言いたいのかは理解出来るのに、上手く日本語に直せない』ことです。

そう、翻訳って英語だけ出来ても、日本語だけ出来ても駄目なんです。自分だけが見る書類ならいざ知らず、翻訳が人の目に触れるとなるときちんと理解されるように書かなくてはいけないんですよね。英語も日本語もまだまだな私は毎回四苦八苦してますが、「これってすごくいい練習になってるな」と実感もしています。

ジャックのブログでは、英語の下に翻訳が載っているので見比べることが可能です。皆さんもちょっと覗いて、自分なりの翻訳に挑戦してみませんか?よければ私の翻訳も確認して、違うと思ったことはどんどん仰って頂ければ幸いです。

皆さんのご指摘をお待ちしています!(笑)

Kimiko