単語や表現の勉強法

「ポンと単語が出てこなくて...」「語彙が増えなくて...」といったお話を聞くことがよくあります。お気持ち、すごく良く分かります。私もなかなか覚えが悪くて苦労しているところです...。参考になるかは分かりませんが、今回は私の語彙の勉強法についてブログを書いてみたいとお思います。

個人的には、単語や文法の知識を増やすには読むことが効果的だったように思います。私は他のスタッフと違い、長期の海外経験はありません。英語に深く触れたのもある程度大人になってからで、大学で英語を専攻し、主に日本で学んできました。大学ではそこそこ課題も多く、英語でプレゼンやらレポートやらディスカッションやら…毎週100ページ以上の洋書を読んだりもしたものです。

どんなジャンルを選ぼうと、知らない単語はわんさか出てきます。それをチェックしつつ、しかしながら私はその場でその全てについて辞書を引くことはしません。飽きっぽい私は物語の流れを大事にしないと内容がとんで読み進められなくなってしまうので、推測できたり、なんとなく意味が分かる言葉はスルーすることが大半でした。

切りのいいところまできたら振り返って単語の意味を確認します。ここで大事にしているのが、例文をしっかり確認することです。大抵の辞書には、意味だけでなく例文が記載されているかと思います。せっかく具体的にどんな場面でその言葉が使えるかが載っているのですから、それを利用しない手はありません。(「こんな使い方できるんだ」といった発見も結構ありますよ)私の場合はノートに単語を書き込み、その横に例文を書くという形を取っています。

そして最後に一番重要なのが、実際に使ってみるということ。英語を勉強して十数年になりますが、やっぱり単語や表現を「知っている」ことと「使える」ことには隔たりがあるように感じます。もちろんその語彙の専門性などにもよって場面は限られてきますが、チャンスがあればネイティブ相手に使ってみたり、「◯◯っていう単語はこういう時に言っても良いの?」と質問するのも一つの手だと思いますよ。自分で口にした言葉って、飲み込みやすくなりますし。後はやっぱり、文字だけで学んだ言葉は発音がはっきりしないことが多いです。これを真正面から訂正されると、恥ずかしかったりする分だけ記憶に残りやすいかと(笑)

ここではちょっとだけ私のことに触れましたが、学長や副学長、他スタッフのブログでも色々な勉強法が紹介されています。よろしければぜひ色々チェックして、ご自分に合った方法を見つけて下さい。

Kimiko