質問すること

先日、用事で教室に入ったとき、そこで仕事をしていたジェニファーのデスクトップが目に入りました。トップの壁紙に、猫とインコが仲良く眠っている写真…動物好き&インコを飼っている私は黙ってなどいられませんでした。

「その猫と鳥の写真、すごく可愛いね!」インコを指す言葉を知らない私はこう話しかける時に"bird"という単語を使いましたが、ジェニファーは次の会話の中で"parakeet"という単語を入れてきました。

"parakeet"がインコを意味することは、文脈からすぐに理解できました。ですがこれは私にとって初めて耳にする単語。会話の中でささっと発音されただけでは上手く飲み込めません。怪訝な顔をしてジェニファーの発音を真似てみると、やはりちょっと違うよう。結局私がきちんと言えるようになるまでこの単語を繰り返してくれ、最後に綴りも教えてくれました。

アメリカ人と仕事をしている中、会話に登場した単語や表現が理解できないことはよくありますが、私はその場その場で尋ねてしまうことが多いです。「今なんて言ったの?」とか「それどうやって書くの?」とか。(後で発音記号や例文を調べるのに便利なので、私は必ず綴りも確認するようにしてます。)

分からないことが恥ずかしいとか、聞くのに勇気がいるとか、そういう気持ちも少しはありますよ。でも私は『日本で生まれ育って、外国の言葉なんか最初から分かるわけないじゃん!!』と開き直っちゃうのも一つの手だと思うんですよね(笑)そしてそこは流石【先生】達。嫌な顔ひとつせず、用法など交えて丁寧に教えてくれます。

生徒の皆さんに勉強法を聞かれることがありますが、こうやって『分からなければ(開き直って)素直に尋ねること』もある意味それにあたるのかなと思います。ENGLISH NOW!には分からなかったり、間違っていることを笑う人間はいません。なのでぜひ、何でも気軽に聞いてみて下さいね。

Kimiko