「It’s up to you」

 こんにちは!最近、暖かかったり、雪が降ったりで不思議な気候ですね!お体にお変わりないでしょうか?
さて、前回少しお話した私の友達、通称Rのお話をしたいと思います。
彼女は私と同じ時期に、カナダの同じ学校に入学した女の子で、当時、英語はあまり上手ではありませんでした。でも、彼女は英語に対する壁のようなものを一切持っていない、すごい子でした。
 それというのも、授業でならった単語やフレーズはその日のうちに何回も何回も使って自分のものにしてしまうところにあります!
例えば、その日の授業で、suddenlyを習ったとしたら、その日の放課後、何度でも使っていました。‘Suddenly I’m hungry’とか、‘Suddenly I’m sleepy’とか。。。
これはまだまだ彼女にとっては序の口です。
 ある日、韓国人の友達と、バンクーバーにある牛丼屋さんに行ったときのことです。Rはどうやら、授業で‘sometimes’を習ったらしく、牛丼屋に向かっている間も、sometimesを使いまくっていました。
 牛丼屋さんに着き、何を頼もうかと考えていたときです、メニューには、牛丼以外にも、PokeやChickenと書かれた丼ぶりがありました。そこで、韓国人の友達が、「牛丼って豚肉とか、鶏肉でも牛丼なの?」と聞いてきました。私が牛丼とは何か説明しようとしていた、その時!!Rが一言、「Sometimes」......ええええ、「Sometimes....ときどきって...」肉が豚肉になった瞬間それは豚丼だし、鶏肉になったら親子丼でしょ!っと思いながら、牛丼について、熱く語った覚えがあります。
 また別の日には、「It’s up to you」(あなた次第)というフレーズを習ったRは、今日も同様、放課後にはIt’s up to youを使いまくっていました。何を聞くにも、‘It’s up to you‘、私:「What will we do ?」 、R: 「It’s up to you」こんな感じで、放課後何をするかを決めざるをえなくなった私は、彼女と一緒にカフェへ行くことに。カフェに着き、私の前に並んでいたRは、ドーナッツとお茶を頼んでいるようでした。そこで、店員さんに‘What kind of tea would you like?’と聞かれていた、Rは、、、、まさかの、、、「It’s up to you」....店員さんにまで使っていたんですね。本当に彼女はスゴイ!!!!
そこの店員さんは、「Okay! I’m gonna prepare my favorite one」と、なんの同様を見せずに対応していました。どんなお茶を準備してくれたのか、あとで聞いてみると、Green teaだったそうです。日本人だからでしょうか。。。

私たちも彼女を見習って、どんどん使いたいですね!
今も彼女はバンクーバーにいます。英語が上達してると思います。


                                      Emi