日本人の弱点?

こんにちは、Hitomiです。4月に入り、とても暖かくなってきましたね!

今回は私の、いや日本人の弱点とも言われる発音について書いてみようと思います。
私がワーキングホリデーでカナダに滞在していた際に、数ヶ月ほど語学学校に通っていました。そのレッスンの中には発音練習の時間もあったんです。このクラスには日本人、韓国人、台湾人、ベネズエラ人、サウジアラビア人が参加しており、それぞれ苦手な発音があったのを覚えています。

日本人の苦手といえばやはり、「L」そして「R」の発音ではないでしょうか?もちろん発音だけでなく、聞取りに関してもとても混乱する部分がありますよね。

この混乱の理由を上げるのであれば、やはり日本語のカタカナ読みにしたときに、「L」、「R」共に「ラ行」になってしまうことだと思います。

ある日本人学生は「blue」の発音が出来ず、一週間必死に言い続けてようやく言えるようになりました。舌の動き自体が日本語を話す際に使わない動きであるため、なかなか簡単にはいかないはずです。また「really」 という単語の発音にもほとんどの日本語学生が大苦戦でした。

以前ENGLISH NOW!で指導していた講師のJohnは、「ラ行」から始まる日本人の名前は「L」の発音に聞こえると言っていました。日本語の名前の場合、「ラ行」に関してはほぼ「R」のつづりなのですが、日本人は無意識に頭文字を「L」と発音していたんですね。どういった状況で「L」と「R」を使い分けているか、自分たちでもよく分かっていない状態なのだと思います。

話は戻り、「R」から始まる「really」という単語は、よく理解出来てない状態では上手くいくはずがありません。

永遠のテーマのような「L」と「R」問題ですが、これを解消するにはどうしたら良いのかと...。考えた私はネイティブスピーカーが発話する口元を見て、同じ動きを実際にやってみるといった練習をしていました。常にネイティブスピーカーが目の前にいるわけではありませんので、海外ドラマやや洋楽のミュージックビデオなどで練習していましたね。私も昔に比べると、発音出来るようになってから聞取りも身に付いてきたように感じます。さらには発音だけでなくスピードもついてくるので、機会があれば皆様も是非ともやってみて下さい!

そしてやはり発音に関して言えば、Kids クラスで取り入れているフォニックス学習はとても素晴らしいですね!フォニックス学習において「L」と「R」の発音は全く別ものですので、しっかり学んでいればこの問題もそんなに難しいものではないはずです。特に当校のレッスンでフォニックスを学んでいるお子様たちは、本当に癖の無い奇麗な発音をするなあと日々感心しています。

皆様も是非ともフォニックス学習や、様々な勉強法を取り入れて、是非とも「L」と「R」問題を克服してみて下さい!